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出版協(一般社団法人 日本出版者協議会)は、出版業界の様々な課題に対して活動することを目的とした、人文・芸術等の出版社(2024年7月現在69社)の会員を擁する法人です。
出版協の歴史は、その前身である流対協(出版流通対策協議会)から始まりました。流対協は、1978年の公正取引委員会の再販制度廃止の動きに反対した小出版社の創業者たちが集まり、また、小出版社が直面している差別的取引の不合理な実態を少しでも是正し、公正な取引と出版・表現の自由を確保するという理念で1979年に産声をあげました。その後、消費税問題、グーグル問題、アマゾンのポイントサービス問題、著作権法改訂問題など、業界の抱える様々な問題と取り組み、2012年10月には任意団体である流対協から、一般社団法人である出版協として生まれ変わりました。
出版協は、出版の自由を擁護し、出版者の権利を確立し、出版物の再販制度を守り、出版物の公平・公正な流通を確保し、もって出版事業の発展を図り、文化の向上と社会の発展に寄与することを目的として、1.言論、出版及び表現の自由の擁護 2.著作隣接権の獲得および著作物利用のための活動 3.出版物の再販制度の維持と擁護 4.公平・公正な出版物流通および取引条件の確立と出版事業への新規参入の促進 5.デジタルネットワーク社会に対応する出版事業の発展及び出版文化の向上のための調査及び研究 6.出版物の普及方法についての研究と普及の促進 7.機関誌、広報誌その他出版物の刊行または配信 8.出版関係諸団体との情報交換と交流の促進 といった諸活動を展開しております。
(会員社向け)
出版協では以下のような相談を受け付けています。
・言論、出版及び表現の自由に関する相談
・著作権に関する相談
・再販制に関する相談
・大手取引先からの条件改定等、取引条件に関する相談
例:新規口座開設、正味改訂など
・出版社の経営に関する相談
・出版営業活動、業界動向に関する情報交換
※まずは事務局までメールにてご相談ください。
その後、適切な委員会担当理事からご連絡を差し上げます。
※機密保持への配慮や、団体交渉はできないといった
制約はありますが、可能な限り相談を受け付けます。
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